TALK TONIGHT

In Bohol Island

フィリピンで時代小説

私はこっちへ来てから時代小説にハマっており(そして推理ものと)、それ以前には高校生の頃に1度時代小説を熱心に読んでいたことがあったが、長い長いインターバルを超えてまたブームになってきた。

 

フィリピンのような環境で日本の時代小説を読むと全く異次元のようで、現実逃避しているようにも思える。そのギャップもまた楽しいのだ。小説の中で雪がよく降っていたりするので。

 

今日は船の中での往復が長かったので、乙川優三郎氏の文庫を読んでいた。非常に読みやすく、誠実で優しさあふれる文章だなと私の感覚にはしっくり来た。何とも率直かつ美しい文章にたびたび見とれていた。

 

文章そのものと、組まれた活字はある意味一体化しており、じーっと見入ってしまうことがある。

 

その文庫は、若干間接的に続いているような短編ものだったが、心に染み入り、全然悲しい類の話でもなんでもないのだが、何度かこみあげてくるものがあった。

 

あと、こういうものをこちらフィリピンで読んでいると、日本人魂というものや、日本人の感性とこっちのそれとは本当に違うなということがよく分かって面白いのだ。