TALK TONIGHT

In Bohol Island

感想文

いろいろな本を読んでから、そのあとでネットのレビューとか質問などを見て見たりする。事前には読まない。

そうすると、自分と結構同じことが疑問だったり理解できなかったり(特に推理物で)、同じような感想を持っている人が多いことに気付く。

ああ、みんなもここ分からなかったのか、自分だけじゃなかったんだ!とか、ここは皆さんこう解釈したのか、などと分かってまた面白い。

 

昨日から何気なく読んだ時代物文庫『かぶき奉行-織部多聞殺生方控』というのが思わぬ面白かった。聞いたことがない作家(えとう乱星)さんだったし(そもそも歴史作家は有名どころしか知らない)、作家名が何だか三流っぽく見えるし、文庫カバーデザインもなんか胡散臭くて、まぁ読んでみるか、くらいの気持ちだった。

 

すると、これがまた読みやすく、歴史に疎くても読める極めて上手な書き手だと思えた。そんな訳であっという間に読んでしまった。それでどなたか感想でも書いてないだろうかとアマゾンレビューを見てみたら、文庫のはたった1件しか書かれていなかった。やっぱりそんな売れていないのかな。

 

そして、その1件のレビュワーさんも、“変な名前だったので期待せず読んだが面白かった、思わぬ拾い物をした、作家名を変えたら売れると思うのに” ということを書かれていた。星5つ付けていた。全く同感だった。

 

ちなみに、内容は徳川三代将軍家光の時代に起こった慶安の乱をテーマに書かれたものだ。

本ってとにかく最後まで読んでみないことには、分からないもんだなぁ